maybe daily dev notes

私の開発日誌

Slack 6種のチャンネル仕分け!

Slackのチャンネルは6種類に大別できる。これを理解して設定を使い分けることで、Slackの通知地獄から開放される第一歩となろう。

なお有料版限定の機能を使う場合の話。

これが6種類だ!

Slackのチャンネルは、見え方について以下3つの直交する設定が可能:

  1. チャンネルを含むセクションを折りたたむか開くか

    右向き三角は折りたたみ、下向き三角は展開されたセクション
    セクションを折りたたむことで、画面を占有する高さを大きく節約することができる。一方で折りたたんだセクションの中のチャンネルにアクセスするためには、2クリック必要になる。このため、基本的には折りたたんだセクションには訪れる頻度の低いチャンネルを入れる。

  2. セクション内のチャンネルの表示設定: すべて表示 or 未読のみ表示

    表示設定
    未読のみ表示もまた、画面を占有する高さを節約するための機能。折りたたみとの違いは、隠されたチャンネルにアクセスするには Cmd + T でチャンネルに直ジャンプするしかないこと。すなわち、折りたたみよりもアクセスのコストが高い。一方で、表示されたチャンネルには1クリックでアクセス可能という優位性もある。

  3. チャンネルをミュートするか否か

    薄字がミュートされたチャンネル
    チャンネルをミュートすることで、新着メッセージへの通知が無効になる。基本的には、新着メッセージのたびに通知があると煩わしいチャンネルに対してこの機能を利用する。ただしこれは2の設定と組み合わせると面白くて、セクションを未読のみ表示にするとミュートしたチャンネルも表示される。このため、ミュートしていてもなお、通知はないが新着メッセージに気づくことができるのだ。
    ミュートするとこの通知が来ない

これらの設定に応じて23=8種類だが、このうち、1を折りたたむにして2を未読のみ表示にする設定は意味をなさない (併用しても特段のメリットがない) ので、有効な選択は6種類あることになる。

ミュートしない ミュート
セクション展開 & すべて表示 1 2
セクション展開 & 未読のみ表示 3 4
セクション折りたたみ & すべて表示 5 6
セクション折りたたみ & 未読のみ表示 - -

使い分け

では、この6種類をどう使い分けるか説明しよう!

  1. セクション展開 & すべて表示 & ミュートしない 自分にとって最も重要なチャンネル。常に1クリックでアクセスできるので能動的にメッセージを送信しやすいし、新着に対して通知もされる。

  2. セクション展開 & すべて表示 & ミュート 重要だがメッセージの受信頻度が高く煩わしいチャンネル。チャンネルを開けば大体新着メッセージがあるので、通知の必要を感じないときに。

  3. セクション展開 & 未読のみ表示 & ミュートしない 自分から能動的にメッセージを送ることは稀だが、メッセージはタイムリーに追いたいチャンネル。

  4. セクション展開 & 未読のみ表示 & ミュート 自分から能動的にメッセージを送ることは稀だし、メッセージもあとからまとめて読めば十分なチャンネル。

  5. セクション折りたたみ & すべて表示 & ミュートしない 3に近いが、これは新着があるときもチャンネルの表示に2クリック必要。メッセージが送られてくる事自体稀で、ほとんど放棄されている。ただし、稀に利用されるので、そのときは確実に気づきたいようなチャンネル。

  6. セクション折りたたみ & すべて表示 & ミュート これをするのはチャンネルから退室するのとほぼ同義だが、退室のログが残るのも忍びないようなチャンネル。

まとめ

以上、6種のチャンネルの声を聞き分ければ、君もSlackマスターだ!