maybe daily dev notes

私の開発日誌

リアル脱出ゲーム 初参加 Lessons learned

はじめに

先日新宿近辺のリアル脱出ゲームに行ってきた。めちゃくちゃ面白かったし、また行きたい。次こそ良い成果を残せるように、今回得られた教訓をまとめる。

怪しげな雑居ビルの中で開催された

教訓

基本的にゲームマスターは人の盲点を突いてくる。盲点をなくすには、普段無意識で行っている脳内枝刈りを見直す必要があるぞ。

1. 一度使った小道具は再利用されるものと心得よ

一度使った手がかりは忘れがち。でもそこが盲点です!

一度使った手がかりを再利用することは普通にある。テレビゲームの常識だと大抵一度使ったキーアイテムは捨てても良いので、まさに盲点になりがち。脱出ゲームにおいては、常に頭の片隅に置いておくか、むしろ再利用を第2候補くらいで疑ってかかるべき。

2. 掛け算が潜んでいるぞ

ばつ印がでてきたら、アルファベットのXやバツはさることながら、乗算記号も疑うべし。文字列の中に急に出てくるとパッとは気づけないので、ゲームマスターに好まれてそう。

あとはN桁のシリンダー錠など数字の暗証番号が頻出するので、ただ数字をN個羅列するよりはひねりを持たせたいのかも。あるいは、僕のように筆算だけが得意な人間のため、均等に活躍の機会を生み出すための工夫なのだろう。

多分横棒―を減算記号、十を加算記号と読ませるような問題も今後は出てくるだろう。同様に対応したいところ。

3. 物理的に不可能な仕掛けはない

バーチャルのゲームではないので、物理的に不可能な仕掛けはありえない。このことは時に大きなヒントとなる。例えばそもそも謎解きの結果をどこにどのように入力すればよいのかすら分からない場合、物理的に検出が不可能・困難な方法は選択肢から外すことができる。

この時、電子工作で入手可能なセンサーを知ってると仕掛けを想像できるだろう。メタな推論だと萎えるかもしれないが、手段を選べるほど余裕はないことを心得よ。

akizukidenshi.com

4. 形や大きさが一致するペアを探せ

何かアイテムが登場したら、その形や大きさに一致するペアが周りに存在しないか確認せよ。大抵、対応する箇所にはめ込むとか、そのような仕掛けがあることが多い。

5. 背景や装飾に仕掛けを溶け込ませるテクニック

手がかりを背景や装飾に溶け込ませて、わかりづらくする手法がある。 このテクニックを知っていれば、逆に背景から手がかりを手早く見出すことができるかもしれない。

これはほぼズルいクイズのやり口なので、たつなみさんのTwitterを見て訓練すると良いだろう。

以上。今日の自分は昨日の自分よりも強くなっている。次回の脱出に期待。